プレスリリース

【子どものYouTube視聴事情についての調査】を公開しました

【0~8歳のお子さんがいる母親に調査】
約6割が子ども自ら検索してYouTubeを視聴
お母さんが一番信頼しているチャンネルはHikakin TV


株式会社モニタス(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、0~8歳までの長子がいる母親1008人を(20代:111名、30代:642名、40代:255名)を対象に「子どものYouTube視聴」に関する調査を実施しました。また、母親が信頼する YouTubeチャンネルとその理由についても公開いたします。

■主な調査結果
  • ●子どものYouTube視聴は約8割の母親が抵抗あるなかで、60%以上がYouTubeを視聴
  • ●期待することは「安全性」と「子どもの興味・関心をのばすこと」
  • ●平日/休日の平均視聴時間は「30分未満」
  • ●動画を主に見せるタイミングは自発的に子どもたちから。検索方法も「子どもが自ら検索して視聴」しているが約60%
  • ●母親が一番安心・信頼しているYouTubeチャンネルとその理由を公開

■調査概要
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:20歳~49歳の女性(モニタス「モニターズ」モニター)
有効回答数:1008名
調査時期:2018年3月14日~2018年3月15日
公開日:2018年3月30日(金)


YouTubeへの抵抗は?実際に視聴させている人はどれくらい?

Q. 子どもにYouTubeを視聴させるのに抵抗はありますか?(単一回答)
Q. 子どもにYouTubeを視聴させていますか?(単一回答)


まず、最初に「子どもにYouTubeを視聴させるのに抵抗はありますか?」という問いをたずねたところ、最も多かった回答は、0~8歳のどの年代においても「多少ある」となり、全体で53.5%という結果になった。YouTubeを視聴させるのに抵抗が「ない」という回答は、17.2%となりました。

YouTubeの視聴に抵抗がある/多少あるという結果が約8割にも及ぶなかで、「YouTubeを視聴させていますか?」という問いに対して、「はい」が61.7%となりました。


YouTubeに期待することは、[安全性]と回答した母親が半数を超える

Q.YouTubeに最も期待することと次に期待することを教えてください。(単一回答)


YouTubeに最も期待すること/2番目に期待することをたずねたところ、最も期待することは[安全性]が56.0%となり、次に期待することとしては[子どもの興味・関心をのばすこと]が28.0%。YouTubeでは「制限付きモード」という機能があり、制限付きモードをオンにすることによって、他ユーザーの報告などで不適切と判断されたコンテンツがフィルタリングされるため、難しい設定で規制をかけなくても安心してYouTubeを使うことができます。また、昨年は一層子どもたちに安全に視聴できるよう「YouTube Kids」というアプリがリリースされました。保護者はタイマー機能やカスタマイズ機能によって、その視聴体験を管理するなどの機能が携わっています。このようなサービスに需要があることからも、やはり[安全性]は親として最も重要視されているのではないでしょうか。


平日・休日ともに平均視聴時間は30分未満

Q.お子さんの平日と休日の平均YouTube視聴時間はどれくらいですか?(単一回答)


YouTubeを視聴させている母親における「平日と休日にYouTubeを視聴させている平均時間」は、30分未満という回答が平日(45.3%)/休日(43.1%)どちらも4割を占め、30分未満が4割を超えて最も多い結果となりました。


自発的にYouTubeを見ることが最も多く、自ら検索は6割近くも

Q.主にYouTubeをみせるタイミングはいつですか?(複数回答)
Q.YouTubeをみせるときはどのように視聴させていますか?(単一回答)



「主に見せるタイミング」については、「お子さん自ら見たいと要求された時」が42.6%、次いで「夜に家事等の準備をしている時」が34.6%、「子どもが泣き止まない・ごねている時」19.8%となった。「お子さん自ら見たいと要求された時」に関しては、どの年代(0~2歳:33.6%、3~6歳:41.0%、7~8歳:51.7%)も一番多くの回答が寄せられた結果となりました。
そして、それと紐づくように「 YouTubeを見るときはどのように視聴させていますか?」という問いに関しては、[親が検索をしたものを視聴]40.5%、[子ども自身で検索・関連動画から探して視聴]が59.5%と約6割以上のお子さんが自ら検索して視聴しているという結果になりました。7~8歳になると、自ら検索するお子さんが7 割を越しました。


お母さんから信頼あるYouTubeチャンネルを発表!


「お母さん視点で一番安心・信頼しているYouTubeチャンネルはなんですか?理由も合わせてお答え下さい。」という質問に対して、自由回答を集計すると下記のような結果となりました。


☆1位 HikakinTV(チャンネル登録者数 5,803,743 人/2018年3月28日現在)

「面白いし、悪いことは悪いとちゃんと教えてくれる。」
「毎回題材になる物事や、登場する人物、態度や言葉遣いに今のところ問題が無く、良心的なチャンネルなので。」
「ヒカキン自身が多彩で、歌もうまいし、私のユーチューバーの概念を変えたから。ただ、遊んでお金儲けをしている人達だと思っていた。」
「面白いが、社会を逸脱しているようなものではないから」
「一緒に見ていて面白いものもあるし、無茶をしないとか、言葉遣いが割と優しいから。」
「知名度があって安心」

☆2位 アンパンマン関連の動画

「子供が興味あるから」
「関連動画も好んでみるものが多いから」
「アンパンマンのアニメは、安心できる」
「一緒に歌って踊れるから、」

☆3位 しまじろうチャンネル(チャンネル登録者数 628,727 人/2018年3月28日現在)

「子供が興味あるから」
「関連動画も好んでみるものが多いから」
「アンパンマンのアニメは、安心できる」
「一緒に歌って踊れるから、」

☆4位 キッズライン♡Kids Line(チャンネル登録者数 3,583,177 人/2018年3月28日現在)

「日頃行けないテーマパークなど興味をそそる動画がいっぱいある」
「子どもが主体で動いているから。まねしやすい。」
「子供向けに作られているので子供が好きそうなツボを抑えていること暴力的や性的表現が少ないこと」
「色んなおもちゃを紹介していて参考になるし楽しめる」
「お子さんが出演しているので、悪いものは創ってないだろうと安心して見させいてる。」

実際のお母さんたちからの声をみると「安心さや」「面白さ」も重要視されるものの、「言葉遣いなどの表現」や「子どもたちと一緒にみて興味がもてるか」といった内容も含まれて信頼へと繋がっているのがうかがえる結果となりました。


◇本件に関するお問い合わせ先◇
株式会社モニタス 広報担当:古賀・宗田
E-mail:press@monitas.co.jp
本リリースのPDF版はこちらからご覧になれます。
PDF版:子どものYoutube視聴事情についての調査