「コーヒーチェーンに関する調査」を公開しました。
約4割が1週間に1回以上コーヒーチェーンを利用。
今夏新作ドリンクの人気メニューランキングはスタバが上位独占!
モニタス、「コーヒーチェーンに関する調査」を発表
顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール “シン・ネットリサーチ”『スパコロ』を提供する株式会社モニタス(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、全国15歳~69歳の1,200名を対象に実施した「コーヒーチェーンに関する調査」の結果をご報告いたします。
新型コロナウイルスによる規制の緩和からしばらく経ち、だんだんとコロナ以前のように飲食店を利用できるようになってきました。今年は例年に増して暑い日が続いており、冷気を求めてカフェで一休みするという人も多いのではないでしょうか。コーヒーは緑茶や紅茶と並ぶ代表的な飲料のひとつであり、全日本コーヒー協会 の調査では国民のひとり当たりの1 週間杯数は平均11.53杯と1日1.5杯以上飲まれていることがわかっており、カフェニーズの高さが伺えます。今回はそんなコーヒーチェーンに関する利用意識とコーヒーチェーンアプリについての調査結果をお知らせいたします。
【出典】全日本コーヒー協会 :2020年『コーヒーの需要動向に関する基本調査』
https://coffee.ajca.or.jp/pdf/data04_2021-06b.pdf
《主な調査結果》
■コーヒーチェーンの利用頻度は割合順で「1週間に1回」(17.5%)、「2週間に1回」(14.3%)、「2~3日に1回」(9.6%)。1週間に1回以上は約4割。
■利用経験のあるコーヒーチェーンTOP5は「スターバックス」(81.3%)、「コメダ珈琲」(61.1%)、「ドトールコーヒー」(60.9%)、「ミスタードーナツ」(55.5%)、「タリーズコーヒー」(51.6%)。
■コーヒーチェーンで実際に買った夏のドリンクメニューTOP3は「スタバ:スターバックスコーヒー ストロベリー フラペチーノ」(19.0%)、「スタバ:瀬戸内 レモンケーキ フラペチーノ」(15.2%)、「スタバ:ピーチ トランクイリティ」(9.1%)。
■コーヒーチェーンアプリの利用率TOP5は「スターバックス」、「ミスタードーナツ」、「ドトールコーヒー」、「タリーズコーヒー」、「コメダ珈琲」。
■最もアルバイトしたいコーヒーチェーンTOP5は「スターバックスコーヒー」(27.7%)、「コメダ珈琲」(14.3%)、「ミスタードーナツ」(9.7%)、「ドトールコーヒー」(8.1%)、「サンマルクカフェ」(5.4%)。
■コーヒーチェーンの利用時に重視することは?
コーヒーチェーンの利用時重視点にTOP5は「メニューがおいしい」(45.0%)、「一息できる空間」(43.5%)、「価格」(42.1%)、「長居できる」(31.0%)、「人混み具合」(29.9%)でした。
また性年代別の重視点で全体との差が大きかったポイントとして「一息できる空間」「人混み具合」で性別に関わらず年代が高くなるほど重視する割合が高いこと、女性50代以上で「メニューがおいしい」ことを重要視している割合が10ポイント以上高い結果となりました。
■利用経験のあるコーヒーチェーンTOP5
利用経験のあるコーヒーチェーンTOP5は、「スターバックス」(81.3%)、「コメダ珈琲」(61.1%)、「ドトールコーヒー」(60.9%)、「ミスタードーナツ」(55.5%)、「タリーズコーヒー」(51.6%)でした。
結果からは「スターバックス」が他のチェーンを大きく引き離して1位となっています。また年代別で特徴的だった点として、「ドトールコーヒー」の利用経験率は10代で(40.5%)、60代で(71.5%)と年代ごとの利用経験率の差は3割以上もあることがわかりました。
■各コーヒーチェーンの印象
各コーヒーチェーンの印象では、スターバックスは「ドリンクがおいしい」(41.2%)、「トレンド・話題性のある」(37.8%)、「品質が良い」(25.0%)でした。コメダ珈琲は「フードがおいしい」(40.8%)、「親しみのある」(32.9%)、「安心感のある」(29.1%)でした。ドトールコーヒーは「お手頃な」(44.5%)、「親しみのある」(33.5%)、「安心感のある」(29.7%)でした。ミスタードーナツは「フードがおいしい」(50.0%)、「お手頃な」(45.3%)、「親しみのある」(44.1%)でした。タリーズコーヒーは「ドリンクがおいしい」(30.0%)、「静か、落ち着きのある」(22.1%)、「安心感のある」(22.1%)でした。
それぞれのブランドでの印象が確立していることがわかりました。
■コーヒーチェーンアプリの認知や利用状況
コーヒーチェーンアプリの利用率TOP5は「スターバックス」、「ミスタードーナツ」、「ドトールコーヒー」、「タリーズコーヒー」、「コメダ珈琲」でした。
それぞれ認知・インストール経験・最も利用している割合を見ると、認知率は「スターバックス」(41.8%)、「ミスタードーナツ」(18.4%)、「ドトールコーヒー」(16.3%)、「コメダ珈琲」(14.2%)、「タリーズコーヒー」(14.1%)でした。インストール経験は「スターバックス」(30.2%)、「ミスタードーナツ」(9.3%)、「タリーズコーヒー」(8.7%)、「ドトールコーヒー」(8.3%)、「コメダ珈琲」(8.2%)でした。 最も利用率は「スターバックス」(22.7%)、「ミスタードーナツ」(5.0%)、「ドトールコーヒー」(4.4%)、「タリーズコーヒー」(4.3%)、「コメダ珈琲」(3.8%)でした。
いずれのフェーズでもスターバックスが他のチェーンを大きく引き離して1位となっていることがわかりました。
■コーヒーチェーンでアルバイト経験と最もアルバイトしたいコーヒーチェーンTOP5
コーヒーチェーンでアルバイトをした経験では「経験あり」(9.5%)、「経験なし」(90.5%)でした。 約1割にコーヒーチェーンでのアルバイト経験があることがわかりました。また性年代別では男性10代(22.0%)、男性20代(26.0%)と男性若年層のアルバイト経験が全体の結果よりも10ポイント以上高いことがわかりました。
最もアルバイトしたいコーヒーチェーンTOP5は「スターバックス」(27.7%)、「コメダ珈琲」(14.3%)、「ミスタードーナツ」(9.7%)、「ドトールコーヒー」(8.1%)、「サンマルクカフェ」(5.4%)で、「スターバックス」が約3割の支持で1位となる結果となりました。性年代別でみると女性10代では「スターバックス」(35.0%)が全体平均とし5ポイント以上、「ミスタードーナツ」(20.0%)が全体平均と比較し10ポイント以上と人気でした。「スターバックス」は女性20代でも39.0%と全体平均よりも10ポイント以上高く、女性若年層の意向が高い結果となりました。
■コーヒーチェーンで実際に買った夏のドリンクメニュー ランキング
コーヒーチェーンで実際に買った夏のドリンクメニューは上位から、「スタバ:スターバックスコーヒー ストロベリー フラペチーノ」(19.0%)、「スタバ:瀬戸内 レモンケーキ フラペチーノ」(15.2%)、「スタバ:ピーチ トランクイリティ」(9.1%)、「スタバ:コーヒーエイド クール ライム」(7.7%)、「ドトール:メロンヨーグルン」(7.5%)でした。
性別ごと差では上位にランクインしているスターバックスのフラペチーノ等のスイーツ系商品でいずれも女性が男性の平均値を上回っており、女性の支持が高いことがわかりました。
《総論》
今回はコーヒーチェーンに関する調査を実施しました。調査結果からは、全国の15歳~69歳に聞いたコーヒーチェーンの利用頻度では1週間に1回以上の利用が約4割であること、利用経験のあるコーヒーチェーンTOP5は「スターバックス」「コメダ珈琲」「ドトールコーヒー」「ミスタードーナツ」「タリーズコーヒー」であること、カフェ利用時には「メニューのおいしさ」「一息できる空間」「価格」「長居できる」「人混み具合」が重視されていること、コーヒーチェーンアプリでは認知、DL経験、最も利用のいずれのフェーズでも「スターバックス」が1位ということがわかりました。またコーヒーチェーンでのアルバイト経験は約1割であり、最もバイトをしてみたいコーヒーチェーンでは「スターバックス」が約3割の支持を得て1位でした。
近年、飲食業界においてもOMOのような概念が一般化しており、アプリを活用して店舗利用時以外でも顧客との接点をどのように築いていくことが重要となっており、急速に変化する消費者の意識・行動を察知し、顧客との最適なコミュニケーションを設計することが求められています。
モニタスが提供するサービス『スパコロ』は、市場状況と顧客理解を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらにアンケートモニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握を自社完結で行うことができるようになります。さらにユーザーは企業のアンケートに参加することでポイント還元やプレゼントなどのメリットを受けられるので、サービス活性化にも繋がります。
【調査概要】モニタス『コーヒーチェーンに関する調査 』
調査方法 :全国 15歳~69歳を対象としたインターネットリサーチ
調査期間 :2023年7月14日(月)~15日(火)
有効回答数 :1,200名
■顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするツール “シン・ネットリサーチ”
『スパコロ』について
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになります。これにより広範な意識調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになります。
サービスサイト:https://monitas.co.jp/supcolo/
DXを推進する事業会社においては、昨今のCookie規制などのデータ環境の変化により、データを収集・統合・格納する方法も変化しました。それに伴い、より良い商品・サービス提供を目的にデータを活用していく環境が整備されつつあります。
一方でマーケティングリサーチにおいては、多くの企業がこれまでの慣習を変えられずに、自社の保有するデータから分断された環境で聴取されたアンケート情報を利用し続けている現状があります。
モニタスはこれらの課題を解決すべく、自社会員組織を対象としたモニター化ノウハウやマーケティング支援システムの提供を行っています。ユーザーに紐づく意識データの収集・分析・データ連携をワンストップで利用でき、アンケ―トを通じた企業と消費者の最適なコミュニケーションの実現をサポートします。消費者インサイトの探索は、長く愛される商品・サービスを世に生み出す基本です。モニタスは、これからも進化し続けるデジタルテクノロジーと最適なソリューションを提供してまいります。
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